約二十秒の心中逃走
2016年 01月26日 23:13 (火)
冬なのに春の匂いがした
何の感情も持ち合わせない昼の情景
外に出る少し前に鼻孔を擽る日の光
ぼんやりと目に映る眩しい雪は冬を象徴する
空は灰色、時折のブルーと穴を開けたような白
どこに居ても空の色は同じですという誰かの言葉
嘘ばっかりと心に浮かべる感情と
何もかも塗りつぶすような薄いピンクは
僕の頭を馬鹿にする
恋と似ているなんて考えながら
そっと踵を踏み鳴らした
何の感情も持ち合わせない昼の情景
外に出る少し前に鼻孔を擽る日の光
ぼんやりと目に映る眩しい雪は冬を象徴する
空は灰色、時折のブルーと穴を開けたような白
どこに居ても空の色は同じですという誰かの言葉
嘘ばっかりと心に浮かべる感情と
何もかも塗りつぶすような薄いピンクは
僕の頭を馬鹿にする
恋と似ているなんて考えながら
そっと踵を踏み鳴らした
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